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日貨協連メールマガジン(第203号)・9月9日号
編集・発行　日本貨物運送協同組合連合会
　　       https://www.nikka-net.or.jp/
各位
「日貨協連メールマガジン」(第203号)・9月9日号を配信いたします。
メールの利点を活かし、新鮮な情報を配信（原則月2回）して参りますので、
よろしくお願いいたします。(次回は9月下旬の配信を予定しています)
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●最新ニュースヘッドライン
＊日貨協連など８月のWebKIT成約運賃指数
＊政府　　ガソリン・電気・ガス補助金の追加経費などで予備費から9,891億円支出
＊国交省　物流の革新・持続的成長に向け概算要求額を大幅増額　7年度予算概算要求
＊国交省など　物効法規制的措置の規制対象となる企業規模や指定基準の方向性が定まる
＊国交省　ロードプライシングの導入に向けて当面の実施方針とモデル箇所の選定方針を議論
＊国交省　荷待時間・荷役作業等の記録義務を拡大へ　9月12日までパブコメを募集
＊国交省　新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化等に対し補助を実施
＊国交省　9月・10月は「自動車点検整備推進運動」強化期間　点検整備の徹底を
＊厚労省　全都道府県で地域別最低賃金の答申を実施　加重平均額は1,055円に
＊厚労省　睡眠の質の向上が健康寿命延伸に　「健康増進普及月間」特設Webサイト
＊厚労省　9月は「職場の健康診断実施強化月間」　健康診断・事後措置実施徹底を
＊中企庁　毎年9月は「価格交渉促進月間」　実施後はフォローアップ調査を実施
＊中企庁　「中小M&Aガイドライン」改定　中小M&A市場における健全な環境整備へ
＊NEXCO西日本　中国道鹿野SA(下り)で「出発時間指定　大型車3列駐車マス」試行

●最新ニュースサマリー
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＊日貨協連など８月のWebKIT成約運賃指数

日本貨物運送協同組合連合会と全日本トラック協会がまとめた、８月分の求荷求車情報ネットワーク（WebKIT）
成約運賃指数（速報値）は140と、対前月比で9ポイント上昇、対前年同月比で16ポイント上昇し、調査開始
以来最高値を記録した。また、8月の荷物情報登録件数も158,816件と、前年同月の142,061件に比べて11.8%
増加した。

http://www.jta.or.jp/kit/kit_release/kit_release.html

＊政府　　ガソリン・電気・ガス補助金の追加経費などで予備費から9,891億円支出

政府は9月3日の閣議で、ガソリンや電気、都市ガスの料金を抑制する補助金への追加経費などとして
9,891億円の予備費の支出を決定した。内訳はガソリン補助金に7,730億円、電気・ガス代支援に2,124億円で
物価高対策に使途を限定した予備費1兆円をほぼ使い切ることになる。

https://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2024/kakugi-2024090301.html

＊国交省　物流の革新・持続的成長に向け概算要求額を大幅増額　7年度予算概算要求

国土交通省は8月27日、令和7年度予算概算要求概要を公表した。
予算概算要求額は、一般会計7兆0,330億円(うち「重要政策推進枠」1兆6,100億円)、東日本大震災復興
特別会計617億円、財政投融資1兆5,443億円。
物流・自動車局関係予算概算要求概要では、7年度概算要求額として892億円(前年度比1.1倍)。
物流関係は同1.6倍となる209億円を計上した。

https://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_009809.html

＊国交省など　物効法規制的措置の規制対象となる企業規模や指定基準の方向性が定まる

国土交通省・経済産業省・農林水産省は8月26日、改正物効法における規制的措置の施行に向けた合同会議を
開催した。中長期計画の作成が義務付けられる特定事業者の指定基準については、類似の制度である省エネ法を
参考に、全体への寄与がより高いと認められる大手の事業者から順に「日本全体の貨物量の半分程度」となる
事業者を指定する考えが示された。特定貨物自動車運送事業者等では、保有車両台数150台以上・上位790社
程度になる。
今秋ごろには提言を取りまとめ、関係省庁が政省令案を作成した後、パブリックコメントを経たうえで来年の
年初に交付、同4月の施行を予定している。

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shomu_ryutsu/distribution/002.html

＊国交省　ロードプライシングの導入に向けて当面の実施方針とモデル箇所の選定方針を議論

国土交通省は8月28日、第66回国土幹線道路部会を開催し、2025年度以降に本格導入するロードプライシング
について、東京湾アクアラインでの社会実験や海外での取り組み事例などを踏まえ、当面の実施方針やモデル箇所
の選定方針を検討した。
今年度末までに方針を固めることとしており、来年度以降にモデル箇所で試行実施と結果の分析・取りまとめを
行う予定としている。

https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/road01_sg_000713.html

＊国交省　荷待時間・荷役作業等の記録義務を拡大へ　9月12日までパブコメを募集

国土交通省では現在、荷待時間・荷役作業等の記録義務の対象拡大を含む自動車事故報規則等の一部を改正する
省令案について、パブリックコメントを募集している。本改正では、業務記録における荷待ち時間・荷役時間等
の記録義務の対象拡大を検討。
対象になる車両について、現行の「車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上の車両」から、全ての車両
に拡大される。公布は今年10月を予定。また、施行は令和7年4月の予定。

https://public-comment.e-gov.go.jp/pcm/detail?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&Mode=0&id=155240931

＊国交省　9月・10月は「自動車点検整備推進運動」強化期間　点検整備の徹底を

国土交通省では、9月と10月を「自動車点検整備推進運動」強化月間に設定し、全国各地で自動車の点検・整備の
重要性を広く周知・啓発していくことにしている。

https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000324.html

＊国交省　新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化等に対し補助を実施

国土交通省では現在、「新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業」(補助事業)
の2次募集を行っている。公募期間は、9月13日(金)17時まで(必着)。

https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000814.html

＊厚労省　全都道府県で地域別最低賃金の答申を実施　加重平均額は1,055円に

厚生労働省は8月29日、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和6年度の地域別
最低賃金の改定額を取りまとめ、公表した。47都道府県で、50円～84円の引上げが行われ、改定額の全国加重
平均額は1,055円。全国加重平均額51円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額となる。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42150.html

＊厚労省　睡眠の質の向上が健康寿命延伸に　「健康増進普及月間」特設Webサイト

厚生労働省は8月23日、9月の「健康増進普及月間」に合わせて、特設Webサイトを開設した。
同月間の本年度の重点テーマは「休養・睡眠」。同Webサイトでは、「良い睡眠には、量(適切な睡眠時間)と
質(高い睡眠休養感)が重要」と紹介した上で、適正な睡眠時間の確保と睡眠の質が健康寿命の延伸に繋がる
ことから、睡眠環境や生活習慣などを工夫して、睡眠の質を高めるよう呼びかけている。

https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/health_lifespan/

＊厚労省　9月は「職場の健康診断実施強化月間」　健康診断・事後措置実施徹底を

厚生労働省では、9月を「職場の健康診断実施強化月間」と定め、重点的に啓発を行っている。
厚労省では事業者に対し、事業場における健康診断にかかる取り組み状況の確認および適切な実施
を呼びかけている。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42631.html

＊中企庁　毎年9月は「価格交渉促進月間」　実施後はフォローアップ調査を実施

中小企業庁は、毎年9月を「価格交渉促進月間」として設定。
この「月間」において、価格交渉・価格転嫁を促進するため、広報や講習会、業界団体を通じた価格転嫁の
要請等を実施する。
また、「月間」終了後には、多数の中小企業に対して、主な取引先との価格交渉・価格転嫁の状況についての
フォローアップ調査を実施し、価格転嫁率や業界ごとの結果、順位付け等の結果をとりまとめることとしている。

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/torihiki/follow-up/index.html

＊中企庁　「中小M&Aガイドライン」改定　中小M&A市場における健全な環境整備へ

中小企業庁は8月30日、「中小M&Aガイドライン」を改定した。
中企庁では同改定により、中小M&A市場における健全な環境整備と、支援機関における支援の質の向上を
図ることにしている。

https://www.meti.go.jp/press/2024/08/20240830002/20240830002.html

＊NEXCO西日本　中国道鹿野SA(下り)で「出発時間指定　大型車3列駐車マス」試行

西日本高速道路(NEXCO西日本)では8月30日から、中国自動車道鹿野サービスエリア下り線で、新たな駐車形態
となる「出発時間指定　大型車3列駐車マス」の試行を開始した。
駐車マスには「5:00」、「5:30」、「6:00」の時間を路面に標示。トラックは、自身の出発時間に合ったマスへ前方
から詰めて駐車する。時間になったら、前の車両から順番に出発していくしくみとなっている。

https://corp.w-nexco.co.jp/newly/r6/0827/

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